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Ipsana株式会社(イプサナ)

CCO 平松可奈子が語る、本音と挑戦の裏側
〜あの辛い経験が今の私の背中を押している〜

CCO 平松可奈子が語る、本音と挑戦の裏側
〜あの辛い経験が今の私の背中を押している〜

こんにちは、皆さん。今回から全 3 回にわたって平松可奈子のインタビュー記事を掲載いたします。弊社の CCO である平松に起業の理由や展望はもちろん、普段は聞けないような胸のうちまで語っていただきます。

ぜひ、SNS や舞台など公の場では見せない彼女の一面をこの記事を通して知っていただけたらと思います。


僭越ながらインタビュアーは、Ipsana の広報担当である柴田が務めさせていただきます。



柴田「平松さん、いつもは上司と部下の関係ですが、今回だけは CCO とインタビュアーとしてお話しさせていただきます。記事のタイトルが ”本音と挑戦の裏側” となっていますので私自身とてもワクワクしています!よろしくお願いします。」



平松「よろしくお願いします。こういったパーソナルに迫る対談は中々機会がないのでとても楽しみです。」



柴田「ありがとうございます。では早速、起業のきっかけからお伺いできればと思います。どうして芸能の世界にいた平松さんが人材の世界で起業したのか教えていただけますか?」



起業の理由


平松「その理由は大きく 2 つあります。1 つは芸能の世界で活躍する方々を支援するため。もう 1 つは私自身のやりたいことをやり続けるためです。」



柴田「なるほど、ひとつずつ詳しく聞かせてください。まず ”芸能” の世界で活躍する方々を支援するために ”人材” という世界で起業されたのですか?」



平松「はい。これは私の過去の経験で感じた課題感が発端となっています。SKE48 を卒業したばかりの頃、すぐに上京したのですが認知度こそあったものの、様々な事情で収入が決して多くはありませんでした。それこそ食べていくのがやっとなほどです。毎月家賃が払えるかなって不安な時期もありました。

そこで収入を少しでも増やそうとアルバイトを探していました。しかし、芸能活動との両立や身バレのリスクを考えると、普通のお店や企業で働くことは難しかったんです。


そんな時、あるご夫婦に出会い、そのお二方がしている事業のお手伝いとして、妊婦さん向けのコルセットベルトを梱包する仕事をやらせていただくことになりました。舞台の稽古や撮影で急に行けなくなっても理解して下さり、お仕事優先で来れる時に来なさいと言ってくださいました。また室内で行う内職だったので身バレのリスクもありませんでした。自分が大変な時に助けていただいたこのご夫婦にはとても感謝しています。


この時の私と同じような問題で困っている方は今も多くいて、私を頼って相談してくれる方も後を絶ちません。そこで同じ悩みを経験した私自身が、芸能の方でも安心してできる副業を紹介できたら、心も生活も安定して芸能活動を続けられるのかなと思い、人材業界での起業に踏み切りました。」



柴田「それで人材業界に行き着いたわけですね。確かに、生活が脅かされる状態で稽古などに集中するのは難しく、不安がついてまわりますね。そこで多くの企業と関係を築く人材の業界であれば、そのご夫婦のような事業を行っている方々と良い関係を築き、芸能の方々が安心して働けるような環境を作ることはできるかもしれません。

それではもう 1 つの理由の、私自身がやりたいことをやり続けるため、についてですが、そもそも平松さんが”やり続けたいこと” というのはなんでしょうか?」



平松「私がやり続けたいことは舞台に立ち続けることです。よく ”好きなことを仕事に” という言葉を聞きますが、私の考え方は少し違います。確かに私自身、好きなことを仕事にしています。芸能活動をし、舞台に立って、デザイナー業もしながら収入を得ています。でも、その収入だけで生きていけるほど芸能界は甘くありません。芸能界は収入の波が激しく、その時その時でいただける報酬は大きく異なります。つまりなかなか安定しないのです。

そこで私が行き着いた答えこそ、自分がやりたいことをやり続けるために、新たな収入源を増やすということです。」



柴田「なるほど。平松さんの今までの経歴を振り返ってみて納得しました。芸能活動に始まり、ブランドのプロデューサー、デザイナー、ラジオパーソナリティ、そして CCO。かなり幅広くご活躍されていますもんね。これらの選択は全て自分がやりたいことをやり続けるための選択だったんですね。

先程の考え方を聞くと、とても一貫した行動をとられていると感じました。昔からそのような考えをお持ちだったんですか?」



考え方の根源


平松「私がそう考える様になったのは、アイドル時代に味わった "挫折" のおかげです。SKE48 時代、大きなアイドルグループに入ることができ、沢山のファンの方に囲まれてはいたものの、その中で 1 番になる事は叶いませんでした。


選抜に入れても 3, 4 列目。

MV は 1 秒しかうつらない。

常に順位をつけられ変わりはいくらでもいる世界。

チャンスの順番って本当に回ってくるのかなと思ったあの時代。


私の中でずっと夢だった "アイドル" は時に残酷で、自己肯定感は下がっていくばかりでした。ここで 1 位は取れないかも知れない。私は顔もスタイルも実力も人並みで飛び抜けたものがなかったなって。

芸能界は安定した収入を得るのが難しい世界です。

その中でも突き抜けた方は芸能一本で食べていくことができると思います。


でも私はそうじゃなかった。その才能はなかったんです。だからこそ、自分がやりたいこと、つまり "舞台に立ち続ける" ためには、それ以外の自分が得意なこと、評価されることを見つけ出して伸ばしていくしかない。何者にもなれないなら肩書きをいくつも持とうと。あの時に自分の中で出した答えが今の行動に繋がっています。」



柴田「正直なところちょっと意外でした。私はてっきりアイドルで認知度を得て、そこから仕事を得て順風満帆で今数々の仕事や肩書を得ていると思っていました。」



平松「全然そんなことないですよ。認知度が多少あったところで仕事は得られないし。色々な運や縁、タイミングも大事になってくると思います。

SKE48 卒業後はなんのツテもない中で上京して、仕事もないので自分で SNS をフル活用して毎日自分の世界観を発信し続けました。仕事をとってきてくれる人もいなかったので、色んなカメラマンさんに連絡して作品撮りをしてもらったり、企業に自分で作った企画書を送ったり。SNS ではこの雑誌にでたい!など具体的な目標を発信し続けていました。

仕事は自分できっかけを作って取りに行く。そんな泥臭いやり方でしたね。」



柴田「私の平松さんへの印象がガラッと変わりました。メディアに取り上げられているキラキラした部分や実際に生き生きと働いている部分しか見てなかったので。誰にでも失敗や挫折の経験があって、それでも平松さんのように輝いている人は、その苦しい中で何かを見つけ出し、行動し続けた方々ってことですね。」



平松「ブランディングとしてそういう苦労している部分は見せないようにはしていましたからね。でも 1 つ言える事は自分を信じて行動あるのみです!誰か頼みじゃダメなんですよね。」



柴田「今回このように過去の経験や、考え方を話していただきありがとうございます。そうですね、平松さんの経験や考えを聞いて私もまだまだだと実感しました。もっと行動します!
それでは次の質問ですが、実際に平松さんは Ipsana でどのような業務をしているのか、していきたいと思っているのか聞かせていただけますか?」



平松「今私がやっていることは主に次の 2 つです…」



平松がどのような業務を行っているかは次回の記事で公開させていただきます。

また、Ipsana の業務についてだけでなく当記事と同様に、今まで語られてこなかった考え方なども公開予定です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

次回もお楽しみに!



Ipsana では働く環境を変えたい、一歩踏み出したいと考えている方々のサポートを行なっております。

詳細は以下に記載しておりますので、お気軽にご相談ください。

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